職人紹介

「一枚の襖から、暮らしが変わる」
その想いを胸に。

代表 飯田 和寛

金沢屋 鵠沼店の代表であり職人である私は、ふすま・障子・網戸・畳という、いわば“日本の暮らしの顔”を支える仕事に誇りを持っています。
一見すると地味で小さな作業に見えるかもしれません。
しかし、張替えひとつでお部屋の印象ががらりと変わり、長年暮らしてきた家に再び息を吹き込むことができる――その瞬間がこの仕事の醍醐味です。

子どもの頃から手先を動かすのが好きで、
職人の世界に憧れを持っていました。
修行時代は、紙一枚の貼り方、ヘラの使い方、のりの塗り加減まで徹底的に学び、
「美しさ」と「耐久性」を両立する技を体で覚えてきました。
いまでは地域の皆さまの“暮らしを守る仕事”として、この技術を伝え、活かしています。

代表 飯田 和寛

道具と技

道具

職人の技は、長年使い続けた道具とともにあります。
ヘラ、刷毛、のり板、定規……どれも使い込まれ、手になじむ相棒のような存在です。
一つひとつの作業には理由があり、紙の伸び具合や湿度の変化を感じながら微調整を繰り返します。
最新の材料や施工方法も取り入れつつ、昔ながらの手仕事の温かみを残すことを大切にしています。

作業場では、道具を整え、紙を裁ち、のりを溶きながら、心を落ち着けて一枚ずつ仕上げていきます。
静かな時間の中に職人の集中が宿り、張り上がった瞬間には思わず息をのむような美しさが広がります。
そうして生まれた一枚の襖や障子が、お客様の暮らしの一部として長く愛されていく――そのつながりこそ、私たち職人の喜びです。